Vol.20　カム交換

久しぶりの更新です(汗)

FD2のエンジンを降ろしました

カムとバルブスプリング、ヘッドガスケットを交換するためです

カムとバルブスプリングならエンジンを降ろさなくても作業できますが

K20エンジンは一体式のフロントカバーのため

ヘッドガスケット交換の作業性を考え降ろして作業を行いました

カムはTODAのA2カム

バルブスプリングも同じくTODAの強化スプリングです

ヘッドガスケットは標準の0.6ミリから0.3ミリに変更

同じくTODAの製品ですがこれにより圧縮比は11.5から11.9となります

K20エンジンはタイミングベルトではなくチェーンでカムを駆動させています

フロントカバーが一体式のためヘッド面研による圧縮アップがあまりできませんね

これがカタログに載っていたNSX製法によるポートです

確かに表面は通常の鋳肌よりもかなり平滑に見えます

最近のエンジンはポート形状なども流体解析を行っているでしょうし

加工精度もかなり上がっているので

下手に手を入れると性能ダウンに繋がりかねないと思います

もちろんECUは現車合わせでしっかりセッティングをとりました

このエンジンは燃料もさることながら可変バルタイのセッティングが重要です

結果ハイカム領域ではノーマルにはないトルク感と気持ち良い伸びを感じさせてくれます

次回走行がとっても楽しみです！