FD2 サスペンションキット フルスペック仕様

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FD2 サスペンションキット フルスペック仕様


FD2 サスペンションキット フルスペック仕様

▼価格 ¥510,400

▼詳細
フルスペック仕様

フロント直切ショックアブソーバー減衰力12段調整式

リヤ全長調整式ショックアブソーバー減衰力12段調整式

フロントピロアッパーマウント

リヤ専用アジャスター

HYPERCO 65-6インチ-800ポンド

HYPERCO 65-6インチ-1000ポンド
コンセプト
純正サスペンションでも極めて完成度の高いFD2 まずこの純正サスペンションの特性を見極めるべく スパ西浦モーターパークやYZサーキット等を徹底的に走り込みました その中で見えてきた『タイプRをより楽しむための改善点』 オーナーの皆さんが口を揃えて言う『乗り心地の硬さ』しかし乗り心地を気にするあまり リヤの限界を下げてしまってはTYPE-Rの名にふさわしいサスペンションとは言えません 目指すはサーキットで楽しめるサスペンション タイムがでるのはもちろんドライバーが感じるフィーリングも優れていなくてはいけません ドライバーの感じたフィーリングとデータロガーが記録したデータをもとに より明確な方向性を決め開発スタートとなりました 開発車両は軽量化なしのフル装備、車重1250キロの 全くのノーマル車両です

スプリング&ダンパー決定
データロガー上で表示される旋回Gやドライバーが求めるレスポンス等をふまえ まずフロントのスプリングレートを決定し 純正サスペンションのもつ優れた前後バランスを崩さないようリヤのスプリングレートを決定 使用するスプリングメーカーは 開発コンセプトとしてノーマルのアルミホイールが装着可能という前提があったため 6インチのスプリングを選択せざるをえなく(7インチを使用するとロワシートが干渉する) フロントの軸重が800キロちかくあるFD2にとって最もスプリングストロークが長くとれるハイパコに決定 フロントをハイパコにするならば自ずとリヤも同メーカーにするのですが リヤにもハイパコを使用するとなると車高が問題となってしまいます 私たちが求める車高にするためには5インチのスプリングが必要なのですが 現状ハイパコのスプリングにはFD2のリヤに使用できる5インチの設定がなく テストは他メーカー5インチから始める形となりました ダンパーメーカーに関してはいろいろと選択肢はありましたが 今回は同じ中部地区にあるエナペタルと開発をすることに決定 エナペタルに私たちの考えを伝え何度も繰り返し話し合い プロトタイプが出来上がり本格的なテストを開始しました

テスト開始
ここからはいよいよ実際の走行テストになります 車高バランスや減衰特性を考えながらスプリングレートもいろいろ変更 ある程度悪くなることが予想できても実際にテストして確認する事で 方向性が間違っていない事を確認していきます 特にハイレートのサスペンションを使用すると問題となるフロントのトラクション不足 このフロントのトラクションを少しでもサスペンションで確保するため あえてLSD無しの車両でのテストです

タイヤに関しても純正RE070から265サイズ等いろいろなタイヤの組み合わせで走行しました

テスト走行を繰り返す中で『やはりリヤに6インチのハイパコを使いたい』という思いが捨てきれず リヤの車高を無視してでも一度6インチを使ってみることにします

実際に使用してみるとやはりとてもフィーリングがよく 気持ちは『絶対にハイパコの6インチを使いたい』に変わってしまいます そこで専用アジャスターを作製することでこの問題を解決 オリジナルで製作することにより可能な限り寸法を詰めることにより 6インチのスプリングを使用しても求める車高にすることが可能となりました

さらに減衰特性の変更やストロークの見直し、ガス圧変更 それに伴うアライメントの変更とセッティングの見直しにより フィーリング、タイム共にかなりの向上が認められ 納得して販売できる物に仕上がったと自負しております

今回のFD2オリジナルサスペンションキットに求めたのは『旋回』
それはロガーデータからも読み取ることができます
シビックタイプR FD2をより速く、より楽しく! そんなオーナーの気持ちに応えるサスペンションここに完成です。

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